中国株での成長期を考える
中国の経済成長の発展は目覚しいものがあります。その原動力となっているのが、WTOへの加盟・2008年の北京オリンピック・2010年の上海万博です。中国国民には「100年もの間、世界から阻害され屈辱に耐えてきた」という感情が根底にあるといっても過言ではありません。そのためこの一連の中国を取り巻く環境の変化は、世界から認められたという自信・喜びに繋がり「中国富国」というスローガンのもと官民が一体となって経済を盛り上げているといえるでしょう。
このような中国の急速な経済発展は、まさに東京オリンピックに沸いた日本の高度成長期を思い返すことが出来ます。経済成長のもとでは莫大な資金の流れが生まれる為、中国の巨大な経済市場は、欧米の投資家、日本の投資家達にも大きく注目されています。
ここで中国証券市場の歴史をひも解いてみましょう。1966~1976年の約10年間、中国の経済発展は文化大革命のために停滞し、政府の財政収入は年々減少していきました。その後80年代の初期にかけて初めて財政赤字の問題が浮き彫りとなり、ついに81年に国債が発行されました。また社債市場、株式市場も次々と開かれましたが、86年までは発行市場のみでの取引が主体でした。
1990年以降、中国の証券発行額・取引額が国債および株式で飛躍的に伸びており、また投資家口座数も急激に伸びてきています。中国の証券市場は1990年から今日に至るまで、急速に成長してきているといえるでしょう。
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