中国株のIT関連株は
中国の経済成長を語るうえで特筆すべきなのは、経済成長のプロセスにおいて、先進諸国が辿ってきた経緯とは異なる点が多いということです。なぜならば中国は現在になってから先進国を追随しているために、第2次産業や第3次産業が同時に成長してきているのです。
先進国の技術に対応できる能力を持った中国は、国策として外貨資金と海外の生産技術を受け入れ、中国には世界中の資金が集まることとなったのです。そして前述のようにセメントやガラス分野、自動車産業などのオールドエコノミーといわれるものが、コンピューターやインターネット、通信などのニューエコノミーと同じスピードで進んでいるのです。このため、どの産業がどんなスピードで先頭を切っていくのか、次の花形産業は何になるのかを予測することは大変困難なのです。
イギリスのボーダフォンは中国最大手の「チャイナ・モバイル」に出資し、日本からNTTドコモが本格参入すると世界のトップ同士がぶつかり合うことになります。またデル・コンピューターや半導体流通大手のフェデックスなどの生産基地も中国に移動してきています。これはアメリカでITバブルがはじけて、多くのパソコンや半導体のメーカーが、台湾から撤退したことと大きく関連があります。
現在では「インターネットと中国を制するものがお金持ちになれる」という風潮すら出てきています。まさに中国は「中国富国」のスローガンのもと、21世紀のゴールドラッシュといわんばかりの経済成長を遂げることになるでしょう。
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